【2024年度】薬用人参と甘草のプロジェクト報告 薬用人参の基盤整備では、薬用ニンジンの生産を拡大するために必要な種苗供給の手段として極めて有効なプラ […]
2026-03-17
薬用人参の基盤整備では、薬用ニンジンの生産を拡大するために必要な種苗供給の手段として極めて有効なプラグ苗生産技術に関して培土および夏季冷房の効果について検討した。
薬用人参の産地化検討では、薬用ニンジンの栽培の産地化を検討するため、土壌の種類、石灰質資材の施用、被覆方法および生育気温の影響を検討した。また、島根県,松江市等の自治体および島根大学に薬用植物の産地化推進事業を設立した。
甘草栽培の基盤整備では、生育特性と産地候補の気候などを考慮して予備選抜したスペインカンゾウおよびスペインカンゾウとウラルカンゾウとの種間雑種を用いてストロン苗および挿し芽苗による効率的な苗生産のマニュアル化と国内4カ所の圃場での試験栽培を開始した。また、スペインカンゾウの非薬用部位利用を目的とした地上部の成分探索を進め、数種の成分を分離し、抗肥満活性や抗炎症活性、美白作用等の調査を進めている。
甘草の産地化検討では、検討圃場を昨年度から増やし、三重県松阪市(2圃場)、北海道蘭越町、山梨県小淵沢、鹿児島県屋久島において、ストロン苗および挿し芽苗を定植して、生育観察を進めている。
薬用人参・甘草の成分研究では、昨年度に引き続き、モノリスキャピラリーカラムによる分析法を用い、甘草地上部エキスの分析条件検討を中心に行った。前プロジェクトで開発したカラムでは薬用人参サポニンがよく分離するが、同じカラムで条件を変更して甘草地上部エキスを分析する条件を開発した。さらに、さらにピーク分離の向上に向けて検討を進めている。
総合とりまとめとしては、班会議は3回開催した。第1回:2024年8月29日/WEB形式にて、第2回:2024年11月15日/参画企業事務所にて、第3回:2024年12月19日/国立衛研にて行った。班会議では、各研究パートの成果報告と今後の計画について、情報共有を行うと共に、産地化トライアル地の鹿児島県の圃場と北海道蘭越町の圃場の栽培化協力者からも成果報告がなされた。
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